
少し前に
『宇宙の話(草思社)』という本を読んだ。著者は名古屋大学理学部物理学科卒の野田祥代さんなのだが、子難しい内容ではなく、ものすごく分かりやすい言葉で「宇宙はどうなっているの? どこまで分かっているの?」ということが書かれている。(ちなみに編集者は
『明日もいっしょにおきようね』の吉田充子さん)

実は20代の頃、宇宙にすごく興味があり、ブルーバックスとか、図書館に通って関連本を手当り次第読んでいた時期がある。その頃も結局分からないことが多かったが、多少解明されたことはあるものの、やっぱり謎は謎のままなのである。理論的には「あるはず」の「ダークマター(暗黒物質)」や「ダークエネルギー(暗黒エネルギー)」が未だに観測できなかったり、そもそもこの宇宙が誕生する前のことも、分からない。でもそこが面白い。

また、宇宙の尺度で見ると、地球がどれほど小さいのか、さらにその表面で暮らす私たちがどれほどちっこい存在なのかよく分かる。本の中ではちょいちょいそういう話が出てきて「究極の俯瞰術」だという。そういう風に考えると、日常のたわいない悩みなんてどうでもよくなるかもと。

なので忙しい日常に疲れ気味の人は、たまには現実逃避というか、視点を変えてみる意味で、読んでみるのもいいかもしれない。最近は宇宙とか昆虫(好きでないけど生態が面白い!)の本ばかり読んでいる気がする。

それにしても暑い。でも選挙には行かないと。
<お知らせ>

要望があったので作った
『播州織ストールはごろも』の限定特別仕様『はいいろ』を発売しましたが、商品ページに出てくる「再入荷通知を受け取るボタン」のリクエストが多ければ、追加で作ります。
あと、デロリアンズ通信Vol.795を配信しました。
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コメント
Keiko
暑くても行かなば です。
神仏、霊的なもの全部信じてます。
星の名前も全く分かりませんが
宇宙の話も大好き♪
やっぱり 広大なものに憧れます。
人間が小さいので余計
2022/06/29 URL 編集