
このところ草刈りに追われていたが、そろそろ天板磨きに取り掛かることにした。大工さんのところに10年以上放置されていた
『天然木』を譲ってもらったのだが、これをベルトサンダーや電動サンダーで仕上げていく。ちなみに、いつも同じ作業着を着ているように見えるかもしれないが、ちゃんと夏用、冬用を使い分けている。ワークマンに売っているガチの作業着だが、今度は胸に「デロリアンズ工務店」と刺繍を入れてもらおうかと思っている。

まず60番で凹凸を均し、120番で整え、240番、400番でより滑らかにしていく。240番までやったところで、濡れたタオルで拭き取ると木目が浮き上がってきた。と、同時に均しが甘いところが見つかる。

そういう箇所を見落とさず、丁寧にサンダーをかけていく。これは思いのほか時間がかかる。粉まみれになりながら何時間も黙々とこんなことをしている。

ときどき手で触り、均し具合を確かめる。天然木を磨いたことなどなかったが、やっているうちに次第に木と対話しているような気分になってくる。神経を研ぎ澄ませ、指先で木のぬくもりや息吹を感じながら作業する。

何やってんだろ、あの人。
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コメント
さる吉
2021/10/25 URL 編集
Keiko
凝性なんですねーいい事やとおもいますけど、もう、作業服が身についてる。
2021/10/25 URL 編集