• 大福の気持ちと表情

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    犬に比べて、猫は表情が豊かではないとよくいわれる。それは別に感情の起伏があまりないということではなく、顔の筋肉の違いだという。犬と比べて少ないため、気持ちが顔に出にくいだけらしい。

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    それでも感情による表情の変化はちゃんとある。猫の顔48点がどう動くかという検証実験をしたところ、嫌なことがあるとわずかに口をすぼめたり、目の下がかすかに動いたり、興味のあることには目を少し開いたりするが、微妙すぎてよほど注意しないと気づかない変化も多いそうだ。

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    とはいえ、表情以外のしぐさ、耳の動き方、鳴き声などで猫がご機嫌なのか不快なのか、飼い主ならきっと分かるだろう。友人宅の猫がひょこっと膝の上に乗っきて「撫でて」という顔をするので撫でていたら、突然「にゃー!(もうやめて!)」と怒られたときは、なんで怒られたのか分からなかったけど(友人曰く「もう満足した」ということらしい)。

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    それに比べて大吉の「もしかして、出かける?」→「やった!出かけるんだー!」→「どこ行くのかなー!」→「まさか病院とは……」の流れは分かりやすすぎる。

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    遊びに行くとは言ってないからね。

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    そして君は聴診器にビビりすぎ。
    (ただの健康診断なのでご心配なく)










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プロフィール

穴澤 賢 (あなざわまさる)

1971年大阪生まれ。フリーライター(鎌倉市腰越在住)。犬と猫と音楽と酒が好き。自称釣り人。2015年11月、長年の愛犬との暮らしで欲しいと感じたものを作るブランド「デロリアンズ」を立ち上げる。

anazawa_masaru[at]yahoo.co.jp([at]→@)

大吉(だいきち)

2011年(8/17)茨城生まれ。
里親募集サイトからもらわれる。何がまざっているかわからないくらいの雑種犬。左右の耳の立ち方が違うのが特徴。若干ビビリ。

福助(ふくすけ)

2014年(1/11)生まれ(推定)。 センターから保護団体を経て我が家へ。収容される前の経歴は不明。本棚から器用に本(ハードカバー)を抜き出して粉砕するのが趣味。

ねこ 2020年2月号 Vol.113

「犬飼いから見たねこの不思議」連載中

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(コメント) マドの飼い主、片野ゆかさんの本。ためになりました。

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(集英社)


(コメント) 馳星周さん初の犬小説。僭越ながら帯コメントを書かせていただきました。

「寄生蟲図鑑 ふしぎな世界の住人たち」 (飛鳥新社ポピュラーサイエンス)

(コメント) この内容でこの価格で出すところがスゴイ!

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