『例の件』、少し進展がありました。土曜日に仙台在住の方からメールがあったんです。その方はご自身も被災されている中、動物管理センターや獣医師さんたちと一緒になって支援に向けて動きだしたそうです。音楽家の鈴木玉能(たまのう)さんという方なんですが、ある提案をしていただいたので、電話で相談させてもらいました。
まず現地の状況ですが、やはり報道されている部分以外も被害は相当なもののようです。津波に襲われた地域はもちろんのこと、それ以外の場所でも地震によってかなりのダメージを受けているとのこと。仙台市でもまだ3割程度しかガスが復旧していないそうです。そのような厳しい状況なので、ネットを見たりする余裕はまだないのかもしれない、とのことでした。玉能さんも地震から3週間経ってはじめてこのブログを見たんだそうな。予想していたとはいえ、生の声を聞くと「やっぱりそうなのか」と痛感しました。
ただ、物資については日増しに増えていて、避難所にも行き渡るようになってきたらしい。また、営業しているお店の品揃えも充実しつつあり、欲しいものが買える状態になってきたという話だった。しかしこれはあくまでも仙台市周辺の話であって、もちろんそうでない地域も多いんだと思う。提案とは、そんな中で「もし私でよければ、現地の窓口になりましょうか」というものでした。
玉能さんは富士丸のことが好きで、ブログや本を読んでくれていたらしい。家でも「ハンナ」という犬を飼っているという。さらに以前から個人的に様々な活動を手伝ってきたそうで、今回仙台市動物管理センターが被災して飼い主とはぐれた動物を保護するシェルターを立ち上げたことを受け、その支援に乗り出したとのこと。また、被災地を回ってアニマルセラピーを開いたり、物資を届けてたりしている動物病院の菅原康雄院長とも交流があるという。
幸い事務所も無事で、スタッフもいるので、手分けしてそうしたところに確実に物資を届けることは可能だそうです。負担をかけるようで申し訳なく思ったんですが、「今はまだ正直犬や猫にまで手がまわっていない状態。だからもう少し落ち着くまで私にできることがあれば」という言葉で、たしかに今の状況を考えるとそれもひとつの手段かもしれないとお願いすることにしました。
短くまとめようと思ったのに、めっちゃ長くなってしまいました。ごめん。というわけで、今回直接メールはしませんが、賛同してくださる方は下記の送り先まで物資を発送してください。リストや注意事項もまとめておきます。支援物資がどこにどのように届けられたのかも、随時報告してくれるそうです。
『例の試み』は引き続き受付けつつ、その都度対応していくつもりです。
なんだか最近、柄にもない感じですいません。
本人的にも違和感ありまくりです。
でもどうかよろしくお願いします。
<あると助かるものリスト>
・犬用シャンプー
(汚れた犬を洗ってあげたいとのこと)・ケージ類
・ペットシート
・リード類
(逃げるときに無くしてしまったケースが多いそうです)・ドッグフード類
(長い目で見るといくらあっても困らないとのこと)・その他
(ペット用品全般)
※水は大丈夫だそうです。
※複数の品物を入れてもいいそうですが箱の外に品目を書いてください。
※配送料は送り主負担でお願いします。
※配送業者は出来れば『ヤマト運輸』を使ってください。
(ひとつに絞った方がまとめて届きやすいため)
※生ものはご遠慮ください。
※基本すべて新品でお願いします。
※猫についてはしばしお待ちください(現在まだ状況がつかめていないので)<送り先>
(現在物資の受付はいったんストップしています。
再開次第最新の記事で情報を公開させてもらいます)「チーム富士丸窓口(※)」宛
※何か名前をつけてださいしかも富士丸の名前を入れて、と言われたのでとりあえずつけたんですがこれでいいんでしょうか。なんか他にいいのあったら教えてください。
(鈴木玉能さんちのハンナ)
(↓ちょっとテスト中。気にしないでください)
