昨日は、夕方までパソコンに向かって活字と格闘した後、格闘技ジムに正式な入会手続きをしに行った。
『前回』しばらくジム通いを続けてみると宣言したものの、実は心の中は揺れ動いていた。何事にも飽きっぽく我慢を知らない自分が過酷なトレーニングに耐えられるだろうか。しかしこうした曲がった根性を叩き直す意味でもジム通いは必要であると思われた。
だから「トレパン」を買い、ブログで宣言し、まず外堀から埋めていき「もう引き返せないぞ」というところまで自分を追い込んだのだった。そして震える指で入会書類に署名、捺印し、昨日ようやく提出しに行く決意を固めたのだった。
意を決してジムに飛び込むと、先日指導してくれたトレーナーが笑顔で迎えてくれた。それから入会についての簡単な説明を受ける。ふと見ると、ジム内には数人の女性がトレーニングをしていた。体験コースに訪れた際には、ごつい兄ちゃんがバスンバスンとサンドバッグをどつき回しており、てっきりそんな人ばかりだと思い込んでいたため、意外な光景だった。
それを見た瞬間、俄然やる気が湧いてきた。ひょっとしたら、そうした女の人たちと顔を合わせるうちに自然と会話を交わすようになり「やっぱり、汗を流すのって、いいですよね」などと心にもないことを言えば仲良くなれるチャンスがあるかもしれない。素敵な出会いが待っているかもしれない。そう考えると、ジム通いもしばらく続けられそうな気がした。

と同時に、やはりこうした曲がった根性を叩き直す意味でも、ジム通いは必要だと痛感したのだった。