• 術後談

    『鎖骨骨折』から2ヶ月以上経った。術後の経過もよく、右腕も完全ではないがフォークダンスくらいなら問題なく踊れるほどになった。10センチ以上に渡って刻まれた手術の傷跡を見る度に、なんだか自分がたくましくなったような錯覚を覚える。だから最近会う人には自慢げに見せている。

    「うわっ、痛そ」と言われると、ま、全然平気だったけどね、という顔をするようにしている。『骨折の理由』を知らない人には「六本木で黒人ふたりに絡まれてさ」と言うようにもしている。中には「え? そうなの?」と驚く素直な人もいるので、そうした場合のために「ひとりはソッコーで片付けたんだけど、もうひとりがやたら大きな奴でバイク持ち上げて投げつけてきやがってさ」というような話を何パターンも用意している。

    相手が「そんなに華奢なのに?」という目を向けてくると「俺、学生時代ボクシングやってたから」と嘘の上塗りもする。するとごくたまに本気にする心の綺麗な人がいるので逆にびっくりする。基本的に嘘をついた場合は嘘だと明かさないまま帰るようにしているので、そうした人たちの中では強靱な男の武勇伝となって、多くの人々に語り継がれることになってくれればと密かに願っている。

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    どうか、彼らがこのブログを見ませんように。







    <連載>
    『犬のお気楽相談室』がアップされました。

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プロフィール

穴澤 賢 (あなざわまさる)

1971年大阪生まれ。フリーライター(鎌倉市腰越在住)。犬と猫と音楽と酒が好き。自称釣り人。2015年11月、長年の愛犬との暮らしで欲しいと感じたものを作るブランド「デロリアンズ」を立ち上げる。

anazawa_masaru[at]yahoo.co.jp([at]→@)

大吉(だいきち)

2011年(8/17)茨城生まれ。
里親募集サイトからもらわれる。何がまざっているかわからないくらいの雑種犬。左右の耳の立ち方が違うのが特徴。若干ビビリ。

福助(ふくすけ)

2014年(1/11)生まれ(推定)。 センターから保護団体を経て我が家へ。収容される前の経歴は不明。本棚から器用に本(ハードカバー)を抜き出して粉砕するのが趣味。

ねこ 2020年2月号 Vol.113

「犬飼いから見たねこの不思議」連載中

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管理人オススメ

「保健所犬の飼い主になる前に知っておきたいこと」
(新潮社)


(コメント) マドの飼い主、片野ゆかさんの本。ためになりました。

「ソウルメイト」
(集英社)


(コメント) 馳星周さん初の犬小説。僭越ながら帯コメントを書かせていただきました。

「寄生蟲図鑑 ふしぎな世界の住人たち」 (飛鳥新社ポピュラーサイエンス)

(コメント) この内容でこの価格で出すところがスゴイ!

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