報告です。3月10日に仙台動物管理センターで「被災動物追悼と感謝の会」が行われ、その会場で「チーム富士丸」宛に感謝状をいただいたそうです。感謝状は、震災後に仙台市と仙台獣医師会が立ち上げた「仙台市被災動物救護対策本部」からで、チーム富士丸仙台窓口の鈴木玉能さんが代表して受け取って、写真を送ってくれました。こんな感じ。

現物は玉能さんに保管してもらっていますが、これは特定の個人ではなく、あのときの活動に協力してくれた皆さんすべてに贈られたものなので、自分がもらったと思ってくださいまし。玉能さんによれば、昨年保護した子猫の大半は、皆さんが送ってくれたミルクや離乳食で育ち、譲渡会で新しい家族のもとに行くことができたそうです。他にもたくさんの犬や猫が、
『チーム富士丸』の物資のおかげで大変助かったとのこと。良かったです。
以下、玉能さんからのメールを一部転載。
離乳食やミルクを充分に与えられたお蔭で、感染症にも負けずにそだちました。行政の年間予算は限られているため、どうしても高価な離乳食は買えず、成猫用のご飯をふやかしてたべさせることになります。また食費が医療費を圧迫することから、目薬や皮膚炎の薬もつける回数が減るのが現状ですが、富士丸ご飯のお陰で失明の危機を乗り越えた子が何頭もいます。ほんとうにありがとうございました。
(転載ここまで)
それはそれとして、実は少し前から玉能さんとまた何かできないかという話をしておりました。というのもこれからの季節、震災2世、3世の子猫ラッシュが予想され、また保護された子猫たちのミルクや離乳食が足りなくなると思われるので、それに備えて物資を募れないかなぁとのことでした。
というわけで、期間限定でチーム富士丸を復活させたいと思います。ただし、玉能さんの家が全壊して、今の家は前のように届いた大量の物資を置く場所がないため、今回は「かさばらないモノ限定」とさせてください。詳細は下記にまとめておきますが、到着指定日は4月2日。時間指定は必要ありません。
それに先駆けて、3月31日(日)にまた代々木公園あたりで
『募金』も募る予定です。ちょうどその日、玉能さんが上京する用事があるらしいので、岡さんに加えて、玉能さんも参加予定です。募金の詳細はまた決まり次第ここで発表しますが、トイレシートとかドライフードとか、かさばるモノは集まったお金を送金して現地で調達してもらうつもりです。
代々木公園には遠いし行けない私はどうしたらいいのよ、という方のために、今回は現金書留も受け付けることにしました。ただ、使い道は後日報告しますが、NPO法人とかじゃないので、きちんとした報告書までは作らないと思います。そのことを理解してくださる方のみでよろしくお願いいたします。物資同様に日付指定で下記宛先までお送りください。
(3/15追記:郵便局に確認したところプラス30円で日付指定ができるそうです。東京からだと3/29頃までに出せば大丈夫とのこと。その他の地域も同じくらいだと思うが念のためお近くの郵便局で確認して欲しいとのことでした。でも現金書留はかさばらないので4/1以降であればちょっとくらいずれてもかまいません)ふぅ、長かった。何かご不明な点があれば、コメント欄などでご質問ください。きっと親切な人が答えてくれると思います(丸投げ)。確認しなくちゃいけないことは、こちらで確認して後日ここに書きます。あと、あまり大きくやるつもりはないので、拡散とかリンクとかはしなくていいです。それでは、下記の注意事項を確認していただいたうえで、何卒よろしくお願いします。
<チーム富士丸「まんぷくごはんプレゼント」企画>
○送って欲しい物資リスト
猫:仔猫用パウチ、離乳食、哺乳用ミルク
犬:ジャーキーなどのおやつ
○送り先
今回の受付は終了しました。○物資受付日
4月2日(火)
※お電話でのお問い合せはお控えください。
※混乱を避けるため日程を指定してくれるとありがたいです。
※複数の品物を入れてもかまいませんが箱の外に品目を書いてください。
※トイレシートなどのかさばるものはご遠慮ください。
※配送料は送り主負担でお願いします。
※配送業者は出来れば『ヤマト運輸』を使ってください。
(ひとつに絞った方がまとめて届きやすいため。お近くになければ違う業者でも郵便局でもいいです)
※生モノ(日持ちしないもの)はご遠慮ください。
※基本すべて新品でお願いします。